つれづれなるままにWINGSFAN
Tribute Vlog for Wings Greatest 40th anniversary
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イベント
2/18 12:00 ビートルズのチカラ! 東北「復興」ツアーライブ
2/18 12:30 ビートルズ・アナログ鑑賞会 Vol.17 スペシャル企画
2/23 19:30 本人が語るアナログ盤NIGHT vol.3 小原礼が語るアルバム“黒船 / Sadistic Mika Band”
2/25 15:00 青猫書房 モノラル・レコードを聴く会 ビートルズのリアルタイムの音を聴く
2/25 18:30 レコスケと祝おう ~ ジョージ・ハリスン生誕祭 2018
2/27~3/29 本秀康展「ロックとマンガ」
3/10 13:00 ビートルズ・アルバム・ヒストリー 1966-1970 「リボルバー」から「レット・イット・ビー」まで
3/11 17:00 藤本国彦プロデュース ビートルズの世界 Around The Beatles トーク・イベント
3/11まで ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展
3/11まで ロックの殿堂ジャパンミュージアム
4/8 FOOL On The HOLIDAY
4/8まで ONTEN ~LOVE + ROCK ビートルズ × 忌野清志郎~
4/24~5/5 Lennon's Banjo 英国

本 , 雑誌 , ムック
2/22 ビートルズ作品読解ガイド (POD版)
2/24まで The Beatles 音源徹底分析(一部内容) 無料ダウンロード
2/26 麗しき70年代ロック・スター伝説 8ビートギャグ リターンズ (ビートルズ・ネタ掲載)
3/6 MUSIC LIFE ジョンとヨーコのバラッド
3/9 ジョン・レノンの流儀(仮) 1964-1980 対話録
3/12 ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち
3/19 ヒプノシス全作品集
年内 ジョン・レノン Imagine
年内 The Beatles: Yellow Submarine

CD
2/23 Concert For George Deluxe Box Set + Test Pressings US盤
2/23 Concert For George Exclusive Deluxe Edition US盤
2/23 コンサート・フォー・ジョージ 輸入盤・限定盤 2CD+2Blu-ray
2/23 コンサート・フォー・ジョージ 輸入盤 2CD+2DVD
2/23 コンサート・フォー・ジョージ 輸入盤 2CD
2/28 ビートルズ ザ・コンプリート・スタークラブ・テープス1962
3/28 グレープフルーツ イエスタデイズ・サンシャイン ロンドン・セッションズ 67-68
年内 ジョン・レノン Imagine (拡張盤)
年内 ヨーコ・オノ ストーリー , シーズン・オブ・グラス , イッツ・オールライト , スターピース , 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム

アナログ盤
2/23 コンサート・フォー・ジョージ 輸入盤・限定盤 4LP
2/23 ラングレイ・スクール・ミュージック・プロジェクト The Langley Schools Music Project US盤
年内 ジョン・レノン Imagine (拡張盤)
年内 ヨーコ・オノ ストーリー , シーズン・オブ・グラス , イッツ・オールライト , スターピース , 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム

Blu-ray , DVD
2/23 Concert For George US盤 2CD+2Blu-ray
2/23 Concert For George US盤 2CD+2DVD
3/28 演劇女子部 一枚のチケット ~ビートルズがやってくる~

グッズ
3/31 ビニールフィギュア ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、イエロー・サブマリン

映画
5月 犬ヶ島 (オノ・ヨーコ声優参加)
7/8 イエローサブマリン <新デジタル・リマスター版>
秋 ビートルズ The Beatles in India
年内 ポール・マッカートニー High In The Clouds
年内 A Life In The Day


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東日本大震災被災者支援

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プロフィール


wingsfan

Author:wingsfan

ポール・マッカートニー&ウイングス
のトリビュート LIVE フェスティバル
WINGSFAN をプロデュースしてい
ます。このブログは私が日常生活
の中で興味を持ったことやウイン
グスや WINGSFAN などに関する
情報などを毎日掲載しています。 

wingsfan@wingsfan.net


ニック・ジョナス、ビートルズのアコースティック・カバーを披露

Nick Jonasさん(@nickjonas)がシェアした投稿 -


ニック・ジョナスがバレンタイン・デーにちなんで、ビートルズによる「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」のアコースティック・カバーを自身のインスタグラムに投稿した。同曲はブロードウェイ・ミュージカル「ミュージック・マン」の挿入歌で、後にポール・マッカートニーがリード・ボーカルをとり、ビートルズがカバーしている。ニックはキャプションに「大好きなラブ・ソングの一つをシェアしようと思うんだ...“ミュージック・マン”からの #TillThereWasYou のビートルズによるバージョン。皆がホリデー・ムードに浸れるように」と綴っている。

Thanks! Billboard Japan

NME Awards 2018 発表 サージェント・ペパーズ 受賞ならず
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド -50周年記念エディション-

14日(英国時間)、NMEアウォーズ2018の授賞式が英ブリクストン・アカデミーで開催され、全受賞者が発表された。リイシュー・オブ・ザ・イヤー部門にノミネートされていたビートルズのアルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」は惜しくも受賞を逃し、レディオヘッドの「OK Computer OK Not OK 1997-2017」が受賞した。今年のNMEアウォーズはリアム・ギャラガーがゴッドライク・ジーニアス賞を受賞し、キャリア全体に及ぶセットリストを披露した他、最優秀アルバム賞はJ・ハスの「コモン・センス」が受賞している。授賞式はステフロン・ドンとスケプタによる「Ding-a-Ling」のパフォーマンスで幕を開け、アルト・ジェイは「In Cold Blood」を披露し、ペール・ウェーヴスはNMEアンダー・ザ・レーダー賞を受賞した後、デビュー・シングル「There's A Honey」を披露している。ガービッジのシャーリー・マンソンはNMEアイコン賞を受賞し、グライム集団のボーイ・ベター・ノウはNMEイノヴェーション賞を受賞している。他にもロイル・カーナー、ザ・ビッグ・ムーン、ロードらが賞を受賞している。全受賞者の一覧は以下のとおり。

Best British Band - Alt-J
Best British Solo Artist - Loyle Carner
Best New Artist - Stefflon Don
Best Live Artist - Kasabian
Best Track - Boys / Charli XCX
Best International Band - Haim
Best Mixtape - No Bullshit / Avelino
Best Album - Common Sense / J Hus
Best Collaboration - I Know You / Craig David and Bastille
Best Festival - Glastonbury
Best Film - Baby Driver
Best Music Video - Sucker / The Big Moon
Under The Radar Award - Pale Waves
Best Festival Headliner - Muse
Best International Solo Artist - Lorde
NME Icon - Shirley Manson
NME Innovation Award - Boy Better Know
Godlike Genius - Liam Gallagher
Best Book - Eskiboy / Wiley
Best TV Show - Stranger Things 2
Best Reissue - Radiohead, ‘OK Not OK'
Best Small Festival - Festival Number 6
Music Moment of The Year - One Love Manchester
Best Music Film - Gaga: Five Foot Two
Hero of the year - Ariana Grande
Villain of the year - Piers Morgan

Thanks! NME


関連Blog
1/18のBlog NME Awards 2018 ノミネート発表 リイシュー・オブ・ザ・イヤーにサージェント


メタリカ、ポール・マッカートニーに続き Polar Music Prize を受賞
メタリカ

メタリカが“音楽のノーベル賞”とも呼ばれるスウェーデンの栄誉ある音楽賞 Polar Music Prize を受賞することが発表された。ヘヴィ・メタル・バンドでは初となる。主催者は「メタリカはロック・ミュージックをこれまでなかった場所へ連れ出した。メタリカの世界では、ティーンエイジャーの寝室もコンサート・ホールもヴァルハラ(北欧神話の主神オーディンの宮殿)に変わることができる。妥協を許さないアルバムの強さは、多くのリスナーの疎外感をスーパー・パワーに変える助けとなった」とコメントしている。授賞式は6月14日(現地時間)にストックホルムで開かれる。メタリカは賞金100万スウェーデン・クローナ(約1340万円)を彼らが設立したチャリティー All Within My Hands 基金へ寄付するという。Polar Music Prize は1992年に設立され、ポール・マッカートニーを初の受賞者に、ディジー・ガレスピー、作曲家/ピアニストのヴィトルト・ルトスワフスキ、クインシー・ジョーンズ、指揮者のニコラウス・アーノンクール、エルトン・ジョン、チェロ奏者/指揮者のムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ジョニ・ミッチェル、ブルース・スプリングスティーン、レイ・チャールズ、ラヴィ・シャンカール、スティーヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、シンセサイザーの創始者ロバート・モーグ、B.B.キング、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ピーター・ガブリエル、ビョーク、エンニオ・モリコーネ、パティ・スミス、ポール・サイモン、ヨーヨー・マ、チャック・ベリー、スティング、ウェイン・ショーターらが受賞している。

Polar Music Prize

Thanks! Ako Suzuki

ポール・マッカートニー、今年のウルフ賞の音楽部門を受賞
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12日(現地時間)、イスラエルのウルフ財団は今年のウルフ賞芸術部門(音楽)の受賞者の一人にポール・マッカートニーを選出したと発表した。ウルフ賞はイスラエルの外交官リカード・ウルフが1978年に設立した賞で、農業、化学、数学、医学、物理学、芸術の6部門で目覚ましい功績を残した人物を毎年表彰しており、過去の受賞者がその後にノーベル賞を受賞しているケースが多いことからノーベル賞の前哨戦とも呼ばれている。ウルフ賞を主催するウルフ財団はポール・マッカートニーについて「歴代で最も偉大なソングライターの1人」と評し、「近代音楽に大きな影響力を及ぼした貢献」を受賞理由として挙げている。もう一人の受賞者はハンガリー出身の指揮者アダム・フィッシャーで、「影響力のある指揮者であり、雄弁な人権保護活動家」であると財団は述べている。芸術部門は毎年音楽、建築、絵画、彫刻の順に選定される。又、今年の化学部門では米カリフォルニア大学のオマー・ヤギー教授との共同研究で、東京大学の藤田誠教授がウルフ賞を受賞したことも明らかになっている。受賞理由としては「大きな空孔をもつ錯体の創出につながる金属駆動集合の原理解明」が挙げられている。ウルフ財団は、受賞者にそれぞれ10万ドル(約1080万円)の賞金を授与するが、主催者によると、財団は既にポール・マッカートニー側に受賞の一報を知らせているという。現時点では、5月にイスラエルで行われる授賞式にポール・マッカートニーが出席するかは明らかになっていない。

Thanks! NME Japan and more

ビートルズの靴を磨いた伝説の靴磨き職人
井上源太郎

ホテルオークラ東京には伝説の靴磨き職人がいる。ビートルズから三大テノール、政財界の重鎮まで、綺羅星のような紳士たちの靴を磨いてきた伝説の靴磨き職人、井上源太郎(源さん)に磨いてもらうと、靴が蘇ったような不思議なオーラを放つ。「輝きを仕込むということは、チカラを仕込むことでもあるから」と、源さんは軽やかに笑う。ホテルオークラ東京の地下一階にシューシャイン SHOE SHINE を構える源さんははおそらく世界でもっとも有名な現役の靴磨き職人である。源さんは政財界人や文化芸能人のみならず、靴業界やお洒落を自認する世界中の紳士たちにも熱狂的なファンを持っている。これまで源さんが靴を磨いた綺羅星のような顧客の中には、佐藤栄作はじめ歴代首相や石原慎太郎、あるいは初来日したビートルズをはじめ、マイケル・ジャクソン、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの三大テノール、ジャイアント馬場など枚挙にいとまがない。筆者は今回の取材で愛用のJ.M.ウエストンの靴を磨いてもらったが、その靴の写真をSNSにアップしたところ、源さんの名前に世界中の多くのファッショニスタたちから賛美と羨望の反応を頂いた。「源さんのSHOE SHINE」は、ある意味で紳士であることのアイコニックな存在であり、彼に靴を磨いてもらうことが一つのステイタスになっている。しかも、今年で73歳を迎える今でも、その技術は進化し続けているのである。

井上源太郎は終戦の年の1945年に東京・神田の呉服店の息子として生まれた。高校時代、当時貴重だった革靴を父親から買ってもらったことがきっかけで、靴磨きに興味を持つようになったという。転機は当時赤坂にあった山王ホテルのボーイ時代だった。将校たちの靴磨きを買って出たところ評判になり、それがきっかけで東京ヒルトンホテルにスカウトされた。1972年のことである。以来、靴磨き職人として数多くの紳士たちの靴を磨いてきた。源さんはその後、フランスの銘靴ブランドとして名高い、ベルルッティにスカウトされ専属の靴磨きアーティスト(カラリスト)として、5年間活動した後に2005年末にホテルオークラ東京に現在の店を開いた。基本的な勤務は平日の9:40ごろから、17:00過ぎまで。多い日で一日30足ほどの靴を磨く。一足にかける時間は13分から15分ほどだから勤務中は休憩もままならない。現在、顧客の9割ほどは常連客だが、ホテルの宿泊客だけでなく靴磨きを依頼するためだけに訪れる顧客も多い。その他に靴を宅配便で送ってくる顧客も少なくない。小さなショップの片隅は、そうした荷物であふれていた。

「鏡面磨き」という言葉をご存知だろうか? 靴磨きにはいくつかのテクニックがあるが、皮革面を鏡のように磨き上げる方法のことを、そのように呼ぶ。源さんは、この「鏡面磨き」の超絶技法の持ち主として知られ、むしろこの言葉そのものも源さんの磨き方が語源という説もあるほどである。源さんによると一昔前までは靴墨をたっぷりと塗る“厚塗り”が主流であったが、「鏡面磨き」の場合はその逆で、可能な限り靴墨を少なくし、それを水で伸ばすことによって、革の表面に皮膜が出て、鏡のように光るのだという。実際に目の前で筆者の靴を磨いてもらったところ、源さんはごく普通の手順で、ごく普通の道具で磨きはじめるのである。靴の様子は、終盤に水をつけて伸ばすあたりから一変しはじめる。風で揺れていた湖の湖面から風が止むように、一瞬で鏡のように変化するのである。それはある種の魔法のようである。しかも、源さんの「鏡面磨き」は、その輝きの持続性が長いことも特徴だ。もちろん、その磨き上げの度合いも、靴の種類や顧客の好み、職業によって絶妙に加減をするのだが、もっとも大切にしていることは、その方の服装や雰囲気のバランスだと源さんはいう。お洒落は足元からというが、実際に源さんに磨いてもらうと、靴が蘇ったような不思議なオーラを放つ。「輝きを仕込むということは、チカラを仕込むことでもあるから」と、軽やかに笑う源さん。日々、多くのゲストを足元から輝かせるだけなく、ホテルオークラ東京というブランドイメージをも磨きをかけ続けているのである。

Thanks! PREMIUM JAPAN

ビートルズ、パブ・バンド時代のレア音源、その魅力とは?
ザ・コンプリート・スタークラブ・テープス1962

1962年12月にハンブルクのスター・クラブで行われたビートルズのライブ音源、若き日のバンドの魅力が詰まった海賊版の意義とは? 美しいメロディーと芸術的なハーモニーで知られるビートルズだが、そのレア音源を掘り続けているコアなファンの間では、バンドのアグレッシブな一面を捉えたこのブートレグ音源は広く知られている。もちろん「アビー・ロード」のB面曲群で聴くことができる強烈なギターアンサンブルや「エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー 」でのメタルバンド顔負けのファズ、あるいは「マネー」におけるR&B譲りのざらついたオーバードライブギター等、ビートルズがその尖った一面を前面に出した楽曲は決して少なくない。しかし、パブ・バンドに過ぎなかった当時の彼らが、1962年の12月に行ったライブを収録したこのブートレグ音源の魅力が語られることは稀だ。バンド史上最も粗く生々しいこの音源は、曲間で耳にすることができるメンバーのコメントから判断すれば、彼らが最も純粋に楽しみながら作った作品なのかもしれない。バンドの初期衝動をリアルに捉えた同作は「リボルバー」や「「サージェント・ペパーズ」のような技巧的なアルバムの対極にある。同作について語る上では、まず当時のバンドが置かれていた状況について触れておく必要がある。

1962年末、ビートルズのメンバーはハンブルクに戻ることに消極的だったとされている。それは10月に発表した「ラヴ・ミー・ドゥ」のチャートアクションが好調であり、バンドの人気に火が点きかけていたためだ。泥酔した船乗りや娼婦たち、あるいは気に食わないパトロンを裏通りで袋叩きにするような興行者たちを相手に、うらぶれたハンブルクの場末の酒場で演奏することは、もはや彼らにとって何のメリットもなかったのかもしれない。それでもバンドはハンブルクのスター・クラブにて1962年12月18日から31日までの間、3度目にして最後のレジデント公演を行った。同年春に行われた同会場での初公演時には、バンドは結成時のベーシストであるスチュアート・サトクリフが逝去したことを知らされ、同年8月にはリンゴ・スターがバンドに加わった。スターがローリー・ストーム・アンド・ザ・ハリケーンズのメンバーだった頃に、助っ人として駆り出された数公演を除けば、このレジデント公演はビートルズが一般的に認知されているラインナップで、レーパーバーンにある同会場のステージに立った唯一の機会となっている。同作に収録されたパフォーマンスが行われた日程ははっきりしていないが(大晦日である可能性が高いと言われている)、バンドの元マネージャーであり、彼らのハンブルクでの最初のショーをアレンジしたアラン・ウィリアムズは、同作には3日間か4日間にわたって披露されたパフォーマンスが混在していると主張している。ビートルズの可能性に目をつけていたザ・ドミノズのリーダー、テッド・「キングサイズ」・テイラーは、スター・クラブのステージマネージャーだったエイドリアン・バーバーに彼らのパフォーマンスを録音するように要請していたのだった。2000席を誇る劇場のスター・クラブは、ハンブルクではよく知られた会場であり、1960年の8月にバンドが初のハンブルク公演を行ったインドラ・クラブよりはずっと豪華だった。

同作の著作権問題は複雑だった。というのは、テイラーがメンバーたちに好きなだけビールを飲ませることを条件にレコーディングを許可するという内容の文書にジョン・レノンがサインしてしまっていたからだ。(そのいい加減なやりとりが毎晩行われていたのかどうかは定かではない) ビートルズ人気の爆発に便乗しようとしたテイラーは、その音源は春先に録音されたものであるため、その後にバンドが契約したパーロフォンに著作権はないと主張した。しかし楽曲が制作された時期と音源に収録されていたメンバーの会話内容から、その主張が虚偽であることが証明された。ジョージ・ハリスンは後にこう語っている。「酔っ払いどもの演奏を酔っ払いが録音したものに、法的拘束力なんてあるわけないだろ」。それでも同作が、かつてビートルズが世界最高のパブ・バンドだったことを物語っているのは確かだ。対バンをおののかせるほどのハードなロックンローラーたち、それがビートルズの出発点だった。そのテープには33曲が収録されている。テイラーはレノンのすぐそばに、Grundigのテープリールレコーダーを設置していた。彼のリズムギターがバンドのエッジを体現していると判断したためだ。「ロール・オーバー・ベートーヴェン」「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」「マッチボックス」等のコードを押さえる左手は、リッケンバッカーのフレットボードを絶え間なく行き来した。レノンが歌うカール・パーキンスのカバー「マッチボックス」は、ビッグ・ビル・ブルーンジー譲りのスキッフル調のリズム感と、アーサー・アレクサンダーのB面曲を融合させたかのような、ビートルズによるカバーの中でも珠玉の出来となっている。その音質がお粗末であることは言うまでもないだろう。1960年代半ば、テイラーはその音源をブライアン・エプスタインに売ろうとしたが、その商品価値がゼロに等しいと考えた彼が提示した額はわずか20ポンドだった。そして1972年、抜け目のないアラン・ウィリアムズは廃棄寸前だったオフィスのガラクタの山の中からそのテープを発見したと触れ回った。テープを買い取った Buk レコーズの代表、ポール・マーフィーはウィリアムズとタッグを組み、同作を世に送り出すために新レーベル Lingasong を立ち上げた。何十万ポンドもかけてそのテープの音質が修正されたことは、リスナーたちは知る由もなかった。高音質で音楽を楽しむことが当たり前となっている現代において、同作はタイムカプセルから取り出してきたかのような代物に違いない。それでもなお、その音楽は少しも色褪せていない。ラウドで大胆でありながら、時にはユーモアのセンスも覗かせる。この直後にバンドは、ブライアン・エプスタインの手によって変身を遂げる。しかし同作から浮かび上がるのは、後輩をいたぶる威張った上級生のような、やんちゃな若者たちの姿だ。彼らは確信犯的にその状況を楽しんでいたに違いない。

ハンブルクでのショーに対して消極的だったというバンド側の主張とは裏腹に、同作で聴くことができるパフォーマンスはどこまでも情熱的だ。ハンブルクに寄港するタフな船乗りたちが彼らに熱狂した理由は、翌年に発表されたBBCバージョンを凌ぐ熱量を放つ「スウィート・リトル・シックスティーン」を聴けば明らかだろう。ハリスンのリードギターは唸りを上げ、レノンのリズムギターに引けを取らないほどハードにロックするソロパートには、スタジオでは発揮できない爆発力が宿っている。荒削りな「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」でのポール・マッカートニーのヴォーカルは、デビューアルバムの幕を開ける彼の「ワン・ツー・スリー・フォー!」のカウントが持つ魔法めいた力を物語っている。「アイム・ゴナ・シット・ライト・ダウン・アンド・クライ(・オーヴァー・ユー) 」におけるリンゴ・スターの荒ぶるドラムは、若かりし頃のキース・ムーンを彷彿とさせる。しかし、ハンブルクではバンドの力を最大限に発揮できると語っていたハリスンでさえ、同作は「ビートルズのディスコグラフィーにおいて最もお粗末な作品」としている。最終公演の終了後に、泥酔したままメンバー同士で乾杯した時の祝福ムードを、彼は今作から感じ取ることができなかったのだろう。たとえそれが、かつて彼らが何よりも大切にしていたものであったとしても。しかし、もし同作が1962年の大晦日に録音されたものだったとすれば、彼らの意見は違ったのかもしれない。翌年にその人気が爆発するビートルズにとって、ハンブルクでの下積み時代の最後の公演となったそのショーは、彼らにとっても思い出深いものだったに違いないからだ。バンド側の抵抗も虚しく、1977年4月に26曲を収録したバージョンがドイツで発売された。その後海賊版と思しき再発盤も多数出回ったが、度重なる裁判の末、1998年にバンドはその権利を勝ち取った。しかし、ビートルズのコアなファンが、その頃までには間違いなくその音源を耳にしていたことを考えれば、その判決の意義は決して大きくなかった。同作は現在でも比較的容易に手に入れることができる。現在耳にすることができるその音源は、当時のものに比べれば音質が改善している。しかし同作の真の魅力は、フロアに舞う埃や天井から滴る水滴、充満したホッピーの香り、そしてステージ上のバンドが放つ爆発的なエネルギーを、まるでその場にいたかのようにリアルに感じられる点にある。彼らは本当にそのショーに消極的だったのだろうか?「俺はロードランナーさ、ハニー!」曲間にジョンが発する歓喜の雄叫びは、その答えを何よりも雄弁に物語っている。

Thanks! Rolling Stone Japan

スペインのアーティストがビートルズのアニメーション・ビデオを公開 その6

8日(現地時間)、ビートルズやウイングスをはじめとする英国音楽をテーマにした様々なアニメーション・ビデオを YouTube で公開しているスペインのアーティスト、イラストレーター、ミュージシャンのアルヴァロ・オルテガによるファンメイド・アニメーション The Beatoons 第6弾として「トゥ・オブ・アス」をテーマにしたアニメーションが公開されました。「サタデー・ナイト・ライブ」を代表する人気コント/スケッチ「More Cowbell」のパロディが盛り込まれた内容です。

Thanks! Alvaro Ortega and more


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1/19のBlog スペインのアーティストがビートルズのアニメーション・ビデオを公開 その4
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ビートルズ、シリアで拘束
リビア・シルトの市街を行進するイスラム過激派組織イスラム国(IS)の戦闘員らを写したとされる写真

イスラム過激派組織イスラム国(IS)に所属する英国人戦闘員で、英国訛りを持つことから「ビートルズ」と呼ばれていたグループのメンバー2人が、シリアで身柄を拘束されていたことが分かった。8日(現地時間)、米国防当局者が明らかにした。いずれも英国出身のアレクサンダ・アモン・コーティとシャフィ・シェイクの2容疑者は今年1月にシリア東部で米国が支援する反体制派組織シリア民主軍(SDF)に身柄を拘束された。米国防当局者は声明で「2人はISIS(ISの別称)による欧米人の人質の違法拘束に見張り役や通訳者として関わり、「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」と呼ばれた英国人テロリストとのつながりがあったとみられる」と説明している。米当局は2人の詳しい状況などについては明らかにしていない。「ビートルズ」と呼ばれていたグループのリーダーで「ジハーディ・ジョン」と呼ばれていたモハメド・エムワジ容疑者は2015年に米主導の連合軍のドローンを使った攻撃で殺害された。もう1人のメンバー、エイネ・デイビス容疑者はトルコで拘束されている。

Thanks! AFP

クインシー・ジョーンズ、ビートルズやポール・マッカートニーをメッタ斬り
Quincy Jones & Paul McCartney - 2012.2.2

先月末、GQ 誌でテイラー・スウィフトの楽曲を批判して話題になっていたクインシー・ジョーンズが今度は Vulture で言いたい放題の毒舌を振るっている。このインタビューでクインシー・ジョーンズは現代の社会問題や政治、そしてケネディ大統領暗殺まで様々な話題について歯に衣着せぬ意見を述べているが、伝説的プロデューサーとして約70年間米音楽業界の内情を見てきただけあり、ミュージシャンや音楽に関するぶっちゃけ話が特に興味深い。ビートルズ、マイケル・ジャクソン、そしてヒップホップについてなど、音楽関連の彼の発言をピックアップした。

ジョーンズが「オフ・ザ・ウォール」「スリラー」「バッド」を共同製作したマイケル・ジャクソンについて
あまり公に言いたくないけど、マイケルは盗作が多かった。たくさん歌を盗んだ。(ドナ・サマーの)「ステイト・オブ・インディペンデンス」と「ビリー・ジーン」とかね。(注 : 1982年の“ステイト・オブ・インディペンデンス”にマイケルはバックコーラスで参加しており、ベースラインが「ビリー・ジーン」に似ている) 音符は嘘をつかないよ。あと、彼はこの上なくマキャベリ的(策略家)だった。貪欲、すごく貪欲。大ヒット曲「今夜はドント・ストップ」なんかは(キーボーディストの)グレッグ・フィリンゲインズがCセクションを書いたんだ。マイケルは彼に曲の権利を10%はあげるべきだったね。でもそうしなかった。

ジョーンズはマイケルの度重なる整形手術についても言及しており、当時咎めたものの、マイケルは取り合おうとせず、「何かの病気をのせいにしてた。デタラメだ」と一蹴している。

ロックンロールを初めて聴いた時、特に新人だった頃のビートルズに全く感動しなかったことについて
ロックなんてのはリズム・アンド・ブルースの白人バージョンでしかないよ、motherf*cker。ところで俺はポール・マッカートニーが21歳の頃に出会った。(ビートルズの最初の印象は)世界一下手くそなミュージシャン連中だったな。演奏ができない motherf*ckers だった。ポールは俺がそれまで聴いた中で最悪のベース・プレイヤーだった。そしてリンゴ? 話したくもない。ジョージ・マーティンとスタジオ作業をしていたある時、リンゴが3時間もかけて何かの曲を4小節ほど直そうとしてた。でも、出来なかった。「俺たちが「君さ、ちょっとラガー&ライムでも飲んで、シェパーズ・パイでも食ってさ、1時間半程休憩してリラックスしてくれば」って勧めたら彼は言われた通りにした。(その間に)俺たちはジャズ・ドラマーのロニー・ベレルを呼んだら、彼は15分ほどでバッチリ決めてくれた。リンゴが帰ってきて「ジョージ、もう一度再生してくれる?」って言って、ジョージがそうすると「それほど悪く聴こえなかったな」って言ったんだ。だから俺が「そうだよ motherf*cker、お前じゃねーからな」って言ってやった。良い奴だけどな。

以前“4小節のループの束”とディスったこともあるヒップホップに感銘を受けない理由
ラップのことは本当だよ、同じフレーズが何度も何度も何度も繰り返されるって意味ではね。耳ってのは手入れされたメロディが必要なんだよ。音楽に変化がないと頭がオフってしまうから、耳に心地よい曲を聴き続けなければならない。そういう意味で音楽は不思議なものだ。耳はいつも使ってないとダメなんだ。

現代のポップスで好きなアーティストについて
ブルーノ・マーズ。チャンス・ザ・ラッパー。ケンドリック・ラマー。ケンドリックは考え方が好きだ。地に足がついてる。チャンスもそうだ。あと、エド・シーランのレコードも最高だ。サム・スミスはゲイであることをすごくオープンにしてて、そこが大好きだ。マーク・ロンソンはプロデュースの仕方が分かってる。

自身が音楽にもたらした革新とは
俺がしてきたこと全部だな。

Thanks! Billboard Japan

毎年恒例のロッキング・オン同窓会が開催 松村雄策先生はお元気そうです!
5日夜、初期メンバーによる毎年恒例のロッキング・オン同窓会が行われました。会の様子がブログ 渋谷陽一の「社長はつらいよ」 に写真付きで掲載されています。病状回復中の松村雄策先生の元気なお姿を拝見出来て嬉しいです。

大類信、斎藤陽一、大久保青志、橘川幸夫、松村雄策

松村、橘川、大類、斉藤、大久保が大集合する毎年恒例のロッキング・オン同窓会が行われました。
毎年、この時期にフランスから帰国する大類に合わせて行われるロッキング・オン同窓会が昨日開催された。
去年は僕が幹事で会社の近くのそば懐石の店でやったが、今年は橘川が幹事で三軒茶屋の和食屋になった。
それぞれ自分の生活圏に近いところを選ぶのが親父っぽい。
今回の和食屋はいい店だったが、ちょっと分かりにくいところにあり、松村が迷ってしまった。
1時間、三軒茶屋エリアをさ迷っていたらしい。橘川の店の知らせかたが悪いと怒っていた。
どうも道順だけ教えて、住所も電話番号も教えなかったらしい。
教えない橘川も橘川だが、聞かなかった松村も松村だと、みんなが呆れていた。
45年前と何も変わっていないのが笑えた。
いつものように病気自慢、ボケ競べの3時間は、みんなにとって1年で一番楽しい3時間だった。
大類が手だけなのは、何か顔を出したくない事情があるらしい。フランスの公安に狙われているからかもしれない(笑)

Thanks! 渋谷陽一