つれづれなるままにワン・オン・ワン
Tribute Vlog for One On One Japan Tour 2017
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4/29 ポール・マッカートニー 日本 東京ドーム
4/30 ポール・マッカートニー 日本 東京ドーム

イベント
4/29 23:30~28:30 ONE ON ONE ポール・マッカートニー 来日記念 オールナイト・ライヴ!! MANY TO MANY
5/2 19:00 「ビートルズと日本」ブラウン管の記録 刊行記念 大村 亨×藤本国彦トークショー
5/10まで Bailey's Icons
5/12 19:00 出張円盤-疑似体験ビートルズ・ショック!
5/14まで パティ・ボイド写真展 George, Eric & Me ~パティが見たあの頃~
5/25~6/16 サージェント・ペパーズ発売50周年記念イベント Sgt Peppers At 50 英国
5/27 19:00 サージェント・ペパーズ発売50周年記念トーク・イベント (3) ジョージ・マーティンの世界
6/4 14:00 ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017 再現ライブ Live Artist COMMA-DADA
6/16 19:30 サージェント・ペパーズ発売50周年記念トーク・イベント (4) スタジオ・レコーディングの世界
7/15 19:00 サージェント・ペパーズ発売50周年記念トーク・イベント (5) ライブの世界
8/20 19:00 サージェント・ペパーズ発売50周年記念トーク・イベント (6) メンバーを取り巻く世界

TV , ラジオ
4/30 6:14~6:25 サエキけんぞうの素晴らしき80's (ポール・マッカートニー特集) NHKラジオ第1
4/30 22:00~23:30 ポール・マッカートニー VideoSelects MTV Japan
4/30 23:30~24:30 ポール・マッカートニー・トリビュート : MusiCares MTV Japan

映画
5/1 ハード・デイズ・ナイト Zepp DiverCity
5/26 It Was Fifty Years Ago Today! The Beatles: Sgt. Pepper & Beyond
5/26 ポール・マッカートニー パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
年内? ポール・マッカートニー High In The Clouds
年内? A Life In The Day

CD
5/5 ブラック・リップス Satan's Graffiti Or God's Art? (ヨーコ・オノ、ショーン・レノン参加) US盤
5/26 ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念盤 4CD+DVD+Blu-ray
5/26 ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念盤 2CD
5/26 ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念盤 1CD
前半 ヨーコ・オノ フライ
前半 ヨーコ・オノ 無限の大宇宙
前半 ヨーコ・オノ 空間の感触
前半 ヨーコ・オノ ストーリー
7月以降 ポール・マッカートニー 全カタログ再発
後半 ヨーコ・オノ シーズン・オブ・グラス
後半 ヨーコ・オノ イッツ・オールライト
後半 ヨーコ・オノ スターピース
後半 ヨーコ・オノ 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム
年内? リンゴ・スター ニューアルバム (ポール・マッカートニー参加)

本 , 雑誌 , ムック
5/15 レコード・コレクターズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド特集
5/22 ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』完全ガイド
5/23 我がロック革命 それはビートルズから始まった
5/24 サージェント・ペパーズ・シンドローム ロックの時代 1967-1968
9/21 絵本「Imagine」(仮)

BD , DVD
5/26 イエスタデイ
7/3 It Was Fifty Years Ago Today! The Beatles: Sgt. Pepper & Beyond

アナログ盤
5/26 ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念盤 2LP
前半 ヨーコ・オノ フライ
前半 ヨーコ・オノ 無限の大宇宙
前半 ヨーコ・オノ 空間の感触
前半 ヨーコ・オノ ストーリー
7月以降 ポール・マッカートニー 全カタログ再発
後半 ヨーコ・オノ シーズン・オブ・グラス
後半 ヨーコ・オノ イッツ・オールライト
後半 ヨーコ・オノ スターピース
後半 ヨーコ・オノ 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム

デジタル配信
6/1 It Was Fifty Years Ago Today! The Beatles: Sgt. Pepper & Beyond


          

          

      


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wingsfan

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ポール・マッカートニー&ウイングス
のトリビュート LIVE フェスティバル
WINGSFAN をプロデュースしてい
ます。このブログは私が日常生活
の中で興味を持ったことやウイン
グスや WINGSFAN などに関する
情報などを毎日掲載しています。 

wingsfan@wingsfan.net


ポール・マッカートニー、ファンが参加した「Say Say Say」のミュージック・ビデオを公開

25日(英国時間)、ファンが参加して新たに作られた「Say Say Say」のミュージック・ビデオ Say Say Say [2015 Remix] - PaulMcCartney.com Fan Video をポール・マッカートニーが公開した。これは世界中のファンが「Say Say Say」を歌ったり、合わせて踊ったりするというもので、日本からの参加者の映像も多数使われている。音源には10月2日にリリースされた「パイプズ・オブ・ピース」のアーカイヴ・コレクションに収録されている「Say Say Say」の2015年のリミックス版が使用されている。

Thanks! Paul McCartney , NME Japan

ビデオ We are making a 'Say Say Say [2015 remix]' fan video
PaulMcCartney.com Fan Video Competition

PaulMcCartney.com are making a fan video for ‘Say Say Say [2015 Remix]’. Full competition details HERE: http://www.paulmccartney.com/news-blogs/news/new-competition-say-say-say-2015-remix-fan-video#FanArtFriday

Posted by Paul McCartney on 2015年12月4日

Thanks! Paul McCartney

今日はレコード・ストア・デイ ディスクユニオンに行こう!
Say Say Say - Paul McCartney & Michael Jackson

Say Say Say - Paul McCartney & Michael Jackson

Thanks! ディスクユニオン

Say Say Say [2015 Remix] インスト音源が無料ダウンロード出来ます
Say Say Say - Paul McCartney & Michael Jackson

ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンのコラボレーション曲「Say Say Say」の新リミックス・バージョン(2015 Remix)のインストゥメンタル音源が ポール・マッカートニー公式サイト より無料ダウンロード出来ます。この音源は同サイトが企画した「Say Say Say」のファンビデオ・コンテストのために制作されたもので、カバーしたり、踊ったりしたファン・ビデオを募集しており、スタッフらが気に入ったビデオを制作したチームにはさらなるチャンスがあるようです。音源はコンテストに参加してもしなくても無料ダウンロードできます。

Thanks! Paul McCartney

12インチシングル Say Say Say (2015 Remix) 11月27日米国RSD限定発売
27日(現地時間)、今年のブラック・フライデー(11/27)に米国で開催されるレコード・ストア・デイの目玉商品の一つとしてポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソンのシングル Say Say Say が発売されることが発表された。本アイテムは全世界3500枚限定生産の12インチ・シングル盤で、A面にこのシングル独自のリミックスを施した「Say Say Say」、B面にインストゥルメンタル(カラオケ)バージョンの「Say Say Say」が収録されている。

Say Say Say - Paul McCartney & Michael Jackson

12インチシングル Say Say Say / Paul McCartney & Michael Jackson 11月27日米国発売
Side A Say Say Say (2015 Remix)
Side B Say Say Say (Instrumental)


ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンによる1983年の歴史的デュエット・シングル。A面のミックスは2015年版「パイプス・オブ・ピース」に収録されたマーク“スパイク”ステントによるバージョン。マークはマドンナ、U2、ビヨンセ、ビョーク、レディ・ガガ、コールドプレイ、マルーン5、ミューズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、オアシスなどを手掛ける大物プロデューサー/ミキシング・エンジニア。B面にはインストゥルメンタル・バージョンを収録。アートワークはグラファイト仕上げのシルバー/ブラック・インク仕様。

Thanks! Record Store Day , Nobu & Joe and more

2LP+シングル盤 Tug Of War , Pipes Of Peace 10月30日米国発売
ホントに?と思いますが本当です。2枚組LP+7インチシングル Tug Of War Pipes Of Peace が10月30日に米国で発売されます。180g重量盤、数量限定アイテムです。

Tug Of War 2LP+7inch
single of "Ebony and Ivory" with "Rainclouds" in a color sleeve reproduction of the original release.
20151027165251c1c.jpeg


Pipes Of Peace 2LP+7inch
7" single of "Pipes of Peace" with " So Bad" in a color sleeve reproduction of the original release
20151027165252d1c.jpeg


Thanks! Concord Music Group

近日公開 タッグ・オブ・ウォー&パイプス・オブ・ピースを熱く語る

Thanks! ユニバーサル ミュージック

ポール・マッカートニー、マニックスのジェームスにマイケル・ジャクソンとのコラボを語る

ポール・マッカートニーがアルバム「パイプス・オブ・ピース」でのマイケル・ジャクソンとの共演について語っている。取材を行ったのはマニック・ストリート・プリーチャーズのジェームス・ディーン・ブラッドフィールドで、実際問題としてコラボレーションはどうやって実現したのかという問いにポールは次のように答えている。

ポール : ここの上の階で書いたんだよ。この事務所の上の階で。元々はマイケルから電話があって、「ヒット曲は欲しくない?」って持ちかけてきたんだよ。僕は相手が誰だかわからなくて声も最初は聞き分けがつかなかったんだけど、話を進めているうちにもちろんヒット曲は書きたいと答えて、マイケルがこっちに来てこの事務所で落ち合うことになったんだ。それで上に行ったんだ。ピアノがあるからね。ピアノとギター。それでどうしようかってことになって、ごく普通にやるように作業を始めたんだよ。

ジェームス : あなたがピアノを弾いてたんでしょうか。というのは「セイ・セイ・セイ」とか「ザ・マン」とか、僕にはピアノが軸になっているように思うんですが。

ポール : うん、確か僕がピアノを弾いてたんだ。ただ、いろいろここはこういう感じでとか説明するためにギターは手元に置いてあったんだよ。それで上の階でやって、すごく楽にできたよ。僕はマイケルと書くことになったのを楽しみにしていたし、マイケルも僕と書くことになって楽しみしていたし、だから、お互いに刺激を与え合ってたんだ。おかげでセッションもわりと短いものだったね。一緒の部屋にいたし、対面してたんだよ。

Paul McCartney & James Dean Bradfield

ジェームスはその後のマイケルのコラボレーションや昨今のコラボレーションの多くが音源のやりとりで行われていることを踏まえ、そういう類のものでは無かったかどうかを確認しているが、それにポールは次のように答えている。

ポール : だから、ライヴでやったものだったよ。曲が形になったら、一緒に歌詞に書いて、それでおしまい。

又、ジェームスはアルバムでのボーカル・パフォーマンスが傑出しているのはさておいて、マイケルとポールの声の質感が驚くほど似ているのが印象的だと訊いていて、ポールは次のように答えている。

ポール : 特に今度のリミックスではそうだよね。ちょっと聴き分けができないって感じだよね。っていうのはさ、この曲を書いてる時にはどっちも(マイケルの物真似の高い声で)♪ ちょっとしたバイブに入ってたんだよ~、オ~ゴッド、スト~ップってね(笑)

ジェームス : それ(笑)、ちょっとやめてください。

ポール : (笑) いや、だってそれがマイケルの歌い方なんだからさ。だったら、僕もそれに合わせるまでのことだよ。わざわざ(野太い声でいかつい身振りで) ♪ セ~イセ~イセ~イって、やることはないよね。マイケルは細い声で歌ってたから、僕もそうしたんだ。だけど、今度のミックスでは作ってる時にはきちんと「マイケル」「ポール」ってボーカル・パートにラベルがついてないと見分けがつかないくらいだったんだよ。いったん判ってしまえば、あ、ここはマイケル、ここはポールってわかるようになるんだけど。すごく似た感じで歌ってたからなんだ。

ジェームス : 「ザ・マン」でもほとんど聴き分けが利かないですよね。

ポール : うん、というのは声の相性がすごくいいんだよね。マイケルとやって良かった最大の魅力の一つだよね。

Paul McCartney & James Dean Bradfield

Thanks! ロッキング・オン

ポール・マッカートニーとジョージ・マーティンのドキュメンタリー映像が公開

14日(英国時間)、ポール・マッカートニーとジョージ・マーティンの関係をフィーチャーしたドキュメンタリー映像 Paul McCartney: From the Archive – George Martin がポール・マッカートニー YouTube 公式チャンネルで公開されました。映像は過去に撮影された2人のインタビューとアルバム「Pipes of Peace」セッション時の映像などで構成されています。

Thanks! Paul McCartney

FM Dr.竹迫のミュージック・クリニック パイプス・オブ・ピース特集 今晩放送
小児科医でシンガーソングライターの竹迫倫太郎がパーソナリティを務めるFMくらしき(82.8MHz)、FMゲンキ(79.3MHz)の人気番組 Dr.竹迫のミュージック・クリニック で2週に渡ってポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクションを特集します。両FMともインターネット放送あり、PC・スマホから聴けます。詳しくは こちら をご覧下さい。リクエスト、メッセージは こちら からどうぞ。

タッグ・オブ・ウォー , パイプス・オブ・ピース

皆様いかがお過ごしでしょうか? 今月2日、ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション第8、9弾として「Tug Of War」と「Pipes Of Peace」が再発されました。〝ポール・マッカートニーが永遠のアイドルだ”と言って憚らないDr.竹迫がこんな事件を放っておくはずがありません。というわけで、本番組でもウイングス最盛期のこの2作品の特集を2週に亘ってお送りしたい思います。ポール・ファンはじめロック・ファンの方はどうぞお聴き逃しなく! from 竹迫倫太郎

Dr.竹迫のミュージック・クリニック ポール・マッカートニー Tug Of War 特集
10月11日(日) 21:30~22:00 FMゲンキ
10月12日(祝) 19:30~20:00 FMくらしき

今回の「Dr.竹迫のミュージック・クリニック」は10月2日に発売された Paul McCartney Archive Collection からタッグ・オブ・ウォー特集をお送りしました。このアルバム、久々に全編通して聴きましたが、ポールのソロ・アルバムの中ではやはり出来の良い部類というか歴とした名盤であるということを再認識しました。これを機に再評価の機運が高まることを願って止みません。今週お届けした楽曲です。

Ebony And Ivory
1982年にアルバムの先行シングルとして発売され、全米、全英をはじめ世界各国のチャートでNo.1を記録した1980年代ポールの代表作です。本作はそのセールスと相反して評論化筋からは低評価を下されました。人種問題というシリアスなテーマにも関わらず、どこか楽観的に聴こえるその作風が主な要因だったようです。ここで表現されている世界観には「Silly Love Songs」にも通じるポールならでは楽天的博愛精神が根底にあるように感じられます。ただ、辛辣な言葉で人の心を刺激するばかりがメッセージ・ソングではありません。それがロックだというのなら、それは非常に限定的なリスナーを対象としたものであり、本来の大衆音楽としてのそれとは程遠いものです。老若男女誰もが聴いていて幸せな気分になり、笑顔が伝播して行くような楽曲にこそ大衆音楽の醍醐味があるのではないでしょうか。この曲は人の心に爪痕は残しませんが、多幸感を残します。白人音楽界と黒人音楽界の最もユニバーサルな二人だからこそ作り得た“正しく正統な大衆音楽的メッセージ・ソング”として、もっともっと語り継がれて行って欲しい楽曲です。将来自分の子供達が“パパ、人種問題とは何?”と聴いて来たら、私は迷わずこの曲をイントロに使います!

Tug Of War
アルバムのオープニング・トラックであり、タイトル・ソング。シングル・カットもされ、全米53位、全英53位を記録。良いか悪いかは別にしてアルバムのオープニングがいきなりこういった壮大なバラードというのは斬新ですね。George Martin のクラシカルなアレンジが随所に光っており、その壮麗なストングスやコーラスを聴くと、これはウイングスではないんだなということを実感させられます。ビートルズ期のポール作品にイギリス的あるいはヨーロッパ的な気品を感じるのは偏に George Martin のアレンジあってのものだったのだな、ということを改めて気付かされました。

Take It Away
「Tug Of War」とのメドレーのような形でアルバムの2曲目に収録。こちらもシングル・カットされ、全米10位、全英15位のスマッシュ・ヒットを記録しました。Bメロでの転調、洒落たコーラス・ワーク、メロディアスなホーン・アレンジ等、音楽的聴き所満載で、個人的にはこの曲が本アルバムのベスト・トラックと考えています。キリンジがまだデビューして間もない頃に何かのテレビ番組でこの曲のホーン・アレンジのことを褒めていたのを見て私は彼らのCDを買いました。もしかするとこの曲を好きかどうかが“私の思うポール・ファン”の踏み絵なのかもしれません。それ位大好きな一曲でございます。

Wonderlust
所謂、隠れた名曲になるのでしょうか。ポール本人もお気に入りだったのか1984年の「Give My Regards Broad Street」の中で再演しています。「Tug Of War」から4曲を選曲するとなると、近年のポールの取り上げ方などもあり、ここは「Here Today」あたりが妥当なのでしょうが、今回は個人的な好みから本曲を選ばせて頂きました。この曲には非常にヨーロッパ的(イギリス的?)な美しさを感じます。それもきっと、前述の George Martin のアレンジに拠る所が大きいのでしょう。昨年2014年に発表されたポールのトリビュート・アルバム「Art Of McCartney」の中で Brian Wilson がこの曲をカバーしていました。数あるポールの名曲の中から敢えてこれを選ぶセンス。どういう理由か本当の所はわかりませんが、アメリカ人の感性からは生まれ得ないその世界観にブライアンがリスペクトを覚えたのではないかと希望的に推察しています。この曲は演奏がシンプルでも十分に成立すると思うので次のツアーで取り上げてくれないかと密かに期待を寄せています(まあ、無いでしょうけどね)。


Dr.竹迫のミュージック・クリニック ポール・マッカートニー Pipes Of Peace 特集
10月18日(日) 21:30~22:00 FMゲンキ
10月19日(月) 19:30~20:00 FMくらしき

今回のDr.竹迫のミュージック・クリニックは先週に引き続き10月2日に発売となりました Paul McCartney Archive Collection から「パイプス・オブ・ピース特集」をお送りしました。今週お届けした楽曲です。

Say Say Say
アルバムの先行シングルとして1983年に発売され、全米1位、全英2位をはじめ世界各国で大ヒットを記録。現時点でこの曲がポールにとって最後の全米No1.シングルとなっています。アルバム「Pipes Of Peace」は本曲という大ヒット曲が収録されているにも関わらず、セールスは全米15位、全英4位と低迷し、ポールのソロ作としては初めて全米Top10入りを逃しました。Michael Jackson とのコラボレーションは Stevie Wonder との時とは違い、どれも完全なノンポリ Pops になっています。見方によればそこがあざとく映り、ファンの気持ちを遠ざけてしまったのかもしれません。つまり、Paul McCartney と Michael Jackson の共演には興味があってもアルバムまで聴く気はしない”という・・・。確かに、こういう飛び道具的な楽曲はシングル・オンリーにする方が潔くて格好良い気がしますね。ジョンの喪中が明け、The Beatles は過去のものとなり、Wings も消滅し、小手先のまやかしが通用しなくなったのがこの時期であり、ここからしばらく Paul McCartney 冬の時代が始まるわけであります。

Pipes Of Peace
アルバムのオープニング・トラックであり、タイトル・ソング。イギリスではシングル・カットもされ全英1位を記録しました。メロディー、詞、曲展開、どれも素晴らしく、気合いの入っている時のポールの名曲だと思います。一般的にアルバム「Pipes Of Peace」は Paul McCartney のディスコグラフィーの中では失敗作として扱われることが多い作品です。実際、全体的にどこか散漫な印象が拭えず、名盤と呼ぶには抵抗があります。ただ、本作が他のポールのソロ作と比べて特別劣っているかといえば、そんなことは決してありません。例えば、ポールのソロ時代の名盤として名高い「Band On The Run」を見てみましょう。あれにしても「Band On the Run」と「Jet」が収録されていてナンボであり、コンセプト・アルバムとしては正直中途半端です。また、名盤扱いされることの多い姉妹作「Tug Of War」にしても「Ebony & Ivory」あってのものだねで、小粒な佳曲はいくらかありますが、ポール・マッカートニーの実力を考えるともうひと越え欲しい所です。では本作はどうでしょうか。大ヒット曲「Say Say Say」が収録され、名曲「Pipes Of Peace」もあり、なかなかの佳曲もいくらかある・・・、つまり、いつものポールのパターンであり、前述の名盤と比べてそこまで大差があるとは思えません。結論から言いますと、おそらく1980年代という時代が彼を求めていなかったのでしょう。ポール自身がそのことを本気で自覚するのは次々作「Press To Play」での惨敗を受けてでした。しかし、その後数年で気持ちを切り替え、「Flowers In The Dirt」で大復活を遂げます。このパワーこそが彼をスーパースターたらしめている所以だと思います。

Keep Under Cover
私の大好きな一曲で、この曲を聴くといつも 10cc や ELO などのポスト・ビートルズ世代を連想し、勝手に“やっぱり本家は違うね”とほくそ笑んでしまいます。今回の「Pipes Of Peace」リイシューのプロモーション映像では、なんといきなり冒頭でこの曲が登場します。シングルでもなく、ライブで取り上げられたこともないこんな曲を大事なプロモの頭に持って来るとは意外でしたが、個人的には嬉しかったですね。ポールも久々に本アルバムを聴き返して、この曲なかなかいいね、と思ったのでしょうか?いっそのことライブで演ってくれませんかね(まあ、無いでしょうけど)。

The Man
またしても Michael Jackson とのコラボ曲。「Pipes Of Peace」から4曲を選曲するとなると、ここはアメリカでシングル・カットされた「So Bad」あたりが妥当なのでしょうが、今回は個人的な好みから本曲を選ばせて頂きました。マイケルとのコラボについては色々と賛否両論ありますが、音楽的にはどれも素晴らしく、意外と相性は良かったのではないかと思っています。本曲も諸事情でシングル・カットされませんでしたが、もしされていたら大ヒットは間違いなかったでしょう。Paul McCartney という人は本当に器用な人で、どんなジャンルの音楽でもサラッとそれっぽく自分流に仕上げてしまうことが出来ます。「Ebony & Ivory」にしろ、「Say Say Say」にしろ、一聴するとまるでコラボ相手の楽曲のようですが、よく聴くとポール節という、非常に器用な曲作りが為されています(おそらく本人的にはそんなに苦労していないんでしょうが)。この「The Man」も同様で、無意識に聴くとほとんど Michael Jackson の曲です。しかし、ギター・リフ等に時折顔を覗かせるベタなポップ・フィーリングは間違いなくポールのものです。ミドル・オブ・ザ・ロード好きの観点から言わせて頂くと、この曲が本アルバムのベスト・トラックだと思います。

来年の Paul McCartney Archive Collection はなんと「Flowers In The Dirt」とアナウンスされています。この時期は音源、映像ともに豊富なので何が飛び出すか今から楽しみですね。もちろん本番組でも特集するつもりですので、ちょっと気が早いですが御期待下さい。


竹迫倫太郎
1978年兵庫県姫路市生まれのミュージシャン&小児科医。幼少期より父親の影響で洋楽に親しむ。中高生になるとポール・マッカートニーからの強い影響でギター、ピアノ、更には作詞・作曲を始める。また、ブライアン・ウィルソンからの影響でコーラス・ワークを重視した編曲の面白さに目覚める。2002年、琉球大学在学中に沖縄のインディーズ・レーベル Climax Entertainment より、ウエストコースト・ロックからの影響色濃いミニ・アルバム「The Season Of Love」でデビュー。その後も同レーベルから、AOR、シティ・ポップなどと評されることの多い作風でコンスタントに作品を発表。2006年、医師免許取得に伴い音楽活動を休止。2012年、FM番組「Dr.竹迫のミュージック・クリニック」(FMくらしき、FMゲンキ)の開始をきっかけに音楽活動再開。2014年、K&T RECORDSより約9年ぶりとなる新作「Master Of Xmas」を発表。2015年には Clinck Records よりClimax時代のベスト集「HARMONIES ~The Best Of The CLIMAX Years~」を発表。小児科医として日常診療を行いながら不定期に音楽活動を行っているが、現在は英ロンドンに短期留学中。

Thanks! 竹迫 倫太郎



フラワーズ・イン・ザ・ダート