ポール・マッカートニー、カニエ・ウェストを「怪物」と呼び、そのNワードの使い方を擁護

Paul McCartney & Kanye West

ポール・マッカートニーがカニエ・ウェストとの制作について語り、好意から彼を「怪物」と呼び、自身を「刺激してくれる」と語っている。ポール・マッカートニーとカニエ・ウェストは2014年に何度か一緒に仕事をしており、「All Day」「Only One」「FourFiveSeconds」といった楽曲を制作しており、「FourFiveSeconds」にはリアーナも参加している。英 BBC Radio 4 の番組「マスターテープス」の収録の中で、ポール・マッカートニーはカニエ・ウェストを「怪物」と呼び、「素晴らしい音楽を作っていて、刺激になるクレイジーな男」と評している。カニエ・ウェストとの共同作業を説明しながら、ポール・マッカートニーは「All Day っていう曲が僕のもとへ戻ってきた時のことなんだけど、彼は僕のメロディーを使って、極めてアーバンな楽曲に仕上げてきたんだ。可笑しいのは歌詞がNワードだらけだってこと! 「How long have you been at the mall? All day, n-word. (モールにどれくらいいたの? 一日中さ。Nワード)」っていう具合にね」と語っている。さらにポール・マッカートニーは、オプラ・ウィンフリーがカニエ・ウェストと仕事をするなと忠告したことを明かしている。「素晴らしいレコードで、サウンドとしても最高だったわけだけど、ごく少数の人々が「これに関わったらだめだよ。だって40個もNワードがある!」なんて言ってきたんだ。オプラのような人たちは、こういう内容に関して少し保守的なんだよ。「あなた、これはダメよ。黒人だってNワードは使っちゃいけないのよ」なんて彼女は言ってきてね、だから僕はこう言ったよ。「ああ、でもカニエなんだ! 彼はNワードをまったく違う意味で使う都会の世代のことを語ってるんだ」ってね。要は文脈だよ。だから、僕は実際とてもこの曲を気に入ってる」。

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