つれづれなるままにWINGSFAN
Tribute Vlog for Paul McCartney & Wings
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TV , ラジオ
4/22 12:20~14:15 ザ・ビートルズ ~ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years WOWOWライブ

本 , 雑誌 , ムック
4/23 ビートルズ・ストーリー '72 + '73
4/26 名盤レコーディングから読み解くロックのウラ教科書 The Stories behind The Great Recordings
6/20 ウェルカム! ビートルズ (電子書籍版)
年内 ジョン・レノン Imagine
年内 The Beatles: Yellow Submarine

イベント
4/24~5/5 Lennon's Banjo 英国
4/27 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> ビートルズを読むためのコード進行の基礎 Please Please Me
4/27 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> Please Please Me
5/13 14:00 星加ルミ子+藤本国彦 トークショウ+ライブイベント at BREATH
5/18 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> With the Beatles
5/18 19:00 藤本国彦プロデュース ビートルズの世界 Around The Beatles トーク・イベント第4弾 永沼忠明(永沼ッカートニー)
5/18~2019/4/22 Double Fantasy – John + Yoko 英国
5/20 12:30 ビートルズ・アナログ鑑賞会 Vol.20 4チャンネル・レコード特集
5/25 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> With the Beatles
5/25 19:30 Mike's Garage Vol.1 激突 Beatles vs Stones そして、祝ピーター・アッシャー来日!
6/1 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> A Hard Day's Night
6/8 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> A Hard Day's Night
6/9 13:00 ビートルズ・アローン 1962~1970 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの魅力を徹底解説
6/15 ビートルズ全曲、ほぼ完全分析 <春編> Beatles for Sale
6/22 13:00 ビートルズ・アローン 1962~1970 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの魅力を徹底解説
6/23 19:30 Mike's Garage Vol.2 ザ・フー
6/30 19:30 Mike's Garage Vol.3 ザ・ベンチャーズ
7/7 12:00 リンゴ・スター Peace Love Birthday Celebration
7/14 13:00 ビートルズ・アローン 1962~1970 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの魅力を徹底解説
7/14 19:30 Mike's Garage Vol.4 ビートルズ (松村雄策)
8/11 13:00 ビートルズ・アローン 1962~1970 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの魅力を徹底解説
9/8 13:00 ビートルズ・アローン 1962~1970 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの魅力を徹底解説
10/1~8 藤本国彦と行くロンドン+リバプール・ビートルズゆかりの地めぐりの旅

Blu-ray , DVD
4/24 Rock and Roll Hall of Fame : In Concert (ポール・マッカートニー、リンゴ・スター参加) US盤 Blu-ray
4/24 Rock and Roll Hall of Fame : In Concert (ポール・マッカートニー、リンゴ・スター参加) US盤 DVD 4枚組
4/24 Rock and Roll Hall of Fame : In Concert (ポール・マッカートニー、リンゴ・スター参加) US盤 DVD 2枚組
7/11 アンナチュラル Blu-ray Box
7/11 アンナチュラル DVD Box

映画
4/28 13:00~ 地球はお祭り騒ぎ
春 Concert For George 米国
5月 犬ヶ島 (オノ・ヨーコ声優参加)
5/23 ライヴ映画 ウイングス ”ロックショウ” 本当に最後のライヴ絶響上映@Zepp東阪
7/8 イエローサブマリン <新デジタル・リマスター版> 英国、アイルランド
7/8 イエローサブマリン <新デジタル・リマスター版> 米国
秋 ビートルズ The Beatles in India
年内 ポール・マッカートニー High In The Clouds
年内 A Life In The Day

CD
5/15 ザ・ビートルズ① プリーズ・プリーズ・ミー
5/15 ザ・ビートルズ② ウィズ・ザ・ビートルズ
5/15 ザ・ビートルズ③ ハード・デイズ・ナイト
5/15 ザ・ビートルズ④ ビートルズ・フォー・セール
5/15 ザ・ビートルズ⑤ ヘルプ!
5/15 ザ・ビートルズ⑥ ラバー・ソウル
5/15 ザ・ビートルズ⑦ リボルバー
5/15 ザ・ビートルズ⑧ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
5/18 紙ジャケ スリリントン ~ ポール・マッカートニー「RAM」オーケストラ・ヴァージョン
5/18 紙ジャケ ウイングス・グレイテスト・ヒッツ
5/18 紙ジャケ ポール・マッカートニー ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード ~ 裏庭の混沌と創造
5/18 紙ジャケ ポール・マッカートニー NEW
5/下旬 ポール・マッカートニー 紙ジャケ SHM-CD 4タイトルまとめ買いセット
6/8 エリック・クラプトン - ライフ・イン・12・バーズ(仮) (ビートルズ、ジョージ・ハリスン曲収録)
年内 ジョン・レノン Imagine (拡張盤)
年内 ヨーコ・オノ ストーリー , シーズン・オブ・グラス , イッツ・オールライト , スターピース , 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム

アナログ盤
5/18 スリリントン ~ ポール・マッカートニー「RAM」オーケストラ・ヴァージョン
5/18 ウイングス・グレイテスト・ヒッツ
5/18 ポール・マッカートニー ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード ~ 裏庭の混沌と創造
5/18 ポール・マッカートニー NEW
6/8 Life In 12 Bars (ビートルズ、ジョージ・ハリスン曲収録)
年内 ジョン・レノン Imagine (拡張盤)
年内 ヨーコ・オノ ストーリー , シーズン・オブ・グラス , イッツ・オールライト , スターピース , 未完成作品第3番 ウェディング・アルバム

LIVE
6/2~7/11 リンゴ・スター 米国、欧州
6/2 LET IT BE ~レット・イット・ビー~ 神奈川
6/3 LET IT BE ~レット・イット・ビー~ 愛知
6/6~7 LET IT BE ~レット・イット・ビー~ 大阪
6/9 LET IT BE ~レット・イット・ビー~ 高知
6/15~17 LET IT BE ~レット・イット・ビー~ 東京
6/27~29 ピーター・アッシャー 東京
9/1~29 リンゴ・スター 米国

ビートルズ・ストーリー '72 & '73



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情報などを毎日掲載しています。 

wingsfan@wingsfan.net


ポール・マッカートニー、サージェント・ペパーズについて語る 前編
5月25日(英国時間)、ポール・マッカートニー公式サイトの 教えてポール! サージェント・ペパー・スぺシャル で、ポール自身がアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」についての質問に答えた内容を翻訳してご紹介します! 今回のニュー・ミックスを聴いた数日後にポール本人が答えた「サージェント・ペパーズ」、ファンなら見逃すことのできない内容となっています。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

十代の頃、私たちの多くは、大人になったらやりたい事に気付いて「これだ!」と思った瞬間を体験してきた。PaulMcCartney.com 本部にいるスタッフの一人にとって、その瞬間はTV番組「ザ・サウス・バンク・ショウ」のドキュメンタリーで “サージェント・ペパーズ”のメイキングを見た時、特にジョージ・マーティンがこのアルバムのタイトル・トラックのレコーディングについて語っている時に訪れた。ミキシング・コンソールの前に座る畏敬のプロデューサーは他の楽器の音をすべて落として、ポールの激しいヴォーカルのテイクだけを聞かせながら「ここでの彼の声は圧巻だ!」と語った。そしてマーティン氏がフェーダーを上げて他の楽器の音を戻すと再び楽曲が聞こえて来た。その瞬間に例の「これだ!」という瞬間が訪れた。音楽だ! ということで、我々の、そして多くの人たちの人生を変えたこのアルバムの50周年記念盤が発売されると聞いて、私たちがとても興奮したのは言うまでもない。この絶好の機会に、今まで皆さんからオンラインで最も多くいただいていた質問と、あのドキュメンタリーを見て以来私たちの頭の中にあったいくつかの質問を組み合わせて、ポールへの質問を掲載している「教えてポール!」コラムの特別版をお届けする事にした。このポールとのQ&Aセッションが行われたのは、アップルが世界に向けてこのアルバムのリリースの詳細を発表する数週間前、そしてこのインタビューの起こしが完成したのは、アビイ・ロードのスタジオ2(あのアルバムがレコーディングされたのと同じスタジオ!)で、ジャイルズ・マーティンが作業したステレオ・ミックスを初めて聴いた数日後だ。きっと皆、気に入ってくれると思う。アルバムの曲を隅から隅まで聴き尽くした者としては、アルバムの楽器の音がすべて聞こえてきて、今まで“長いこと知っていた”と思っていたアルバムの曲が、あたかも初めて聴く曲のように新鮮に感じた。とにかく信じられないほど音が鮮やかで、まさに“皆が楽しめること請け合い”である!

アルバムのジャケットやバンドのコンセプトについて、どのようなきっかけで思いついたのか、覚えていますか? 元々のコンセプトは、あなたが、飛行機の中でエドワード朝の軍楽隊の落書きをした事がきっかけだったと聞いていますが?

ポール : そうだ! いや、実際は、海外から英国に戻る飛行機の中での出来事で、その時は、ローディーのマル・エヴァンスと二人きりだったんだ。二人で食事中に彼が、ボソボソと「塩とコショウを取ってくれ」と僕に言った。それを僕が聞き間違えたんだよ。彼はボソボソと「ソルト・アンド・ペッパー(塩とコショウ)」と言い、僕は「サージェント・ペパー?」と聞き返した。彼が“サージェント・ペパー”と言ったように聞こえたんだ。その瞬間、「ちょっと待てよ、良いアイデアを思いついた!」と言って、二人で大笑いした。その後、サージェント・ペパーという人物について考え始めたんだ。これから作ろうとしているアルバムで自分たちの分身を出したら面白いかも、と思った。そして、結局そうなったんだけどね。それで、バンドの外見をスケッチしたりした。なんかミリタリー・ルック的な感じのものが頭にあって、アイデアの一つに、どこか北部の街の公園で市長から賞を授与されているようなイメージも持っていた。そういうところには、昔、花時計と呼んでいたものもあってね。つまり、花で作られた時計なんだけれど。その花時計と、“サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド”つまりビートルズが何らかの賞を授与されている絵を描いたりした。つまり、アイデアの発端はそこで、その後バンドのメンバーに「こういうアイデアはどう?」と言ってみたら、彼らが気に入ったので、「マイクに向かって歌う僕はポール・マッカートニーではないんだ。だから、これがポール・マッカートニーの曲だと思わなくていいんだよ」とも伝えた。そう思う事で自由になれたよ。かなり解き放たれた気持ちになった。もちろん四六時中このアイデアについて考えていたわけではないけれど、こういうアイデアを基本に、自由に何かを作ろうと思った。ビートルズらしいものを作らなくてはという事ではなく、この別のバンドが作るような曲をね。これが元々は、“ソルト・アンド・ペッパー”の聞き間違いから来ているのだからね!

絵を描いたのは、この同じフライトの時だったのですか?

ポール : 絵を描いたのが同じフライトだったのかは覚えていないし、それが同じ話として混ざって伝わっているだけなのかも定かではない。でも、聞き間違いをしたのは確実にこの帰りの飛行機の中で、その時にこの元になるアイデアが生まれた。

その頃すでにアルバムのために曲を書き始めていたのですか?

ポール : ううん、でも戻ってからすぐに考え始めたよ。“じゃあ、どんなテーマ・ソングにしようかな?”って。それで自己紹介し、もう一人の人物、リンゴの演じるビリー・シアーズを紹介するあのオープニング曲を書いた。これは架空の人物を作り出して、自分たちの分身にしようという試みだった。だから、アルバムも演劇作品を作るような感覚で作ろうと思った。別人になりきってスタジオに入ったわけだ。そして、ロンドンのウェスト・エンドのソーホー地区に行き、演劇の衣装を製作しているバーマンズであのユニフォームを作った。

衣装の色をバラバラにしたのには理由があったのですか?

ポール : いいや。ただ生地を選んで、「僕はこれ、彼はこれ」と言っただけだった。特にコンセプトはなかったな。皆がそれぞれ好きな色を選んだだけ。

アルバム・ジャケット用に2種類のドラムヘッドが製作されたようですね。2種類作ったのには何か特別な理由があったのですか?それとも単に、他に選択肢があった方がいいという考えからだったのでしょうか?

ポール : いや、別に。確かドラムヘッドはピーター・ブレイクが手配したと記憶している。彼は、移動遊園地などで描いているアーティストに依頼した。移動遊園地では、例えばワルツァー(回転木馬の車版)などのライドや、ビックリハウスのような建物の外側には、大抵独特なペイントや文字が施されている、昔から伝統的に続いている習慣なんだな。それらは特殊な外観で、それを専門に描いている人たちがいるから、ピーターはそういう人たちに依頼したのだと思うし、2枚作ったのは、ピーターがスペアとして発注したんじゃないかな。僕たちは多分すぐに“これでいこう”と決めたと思う。

うちの事務所では、ドラムヘッドに文法的な間違いがある事に気付いたんですよ。“Sgt”の後にセミコロンがある事と、“Peppers”にアポストロフィがないんですね。それはたまたま間違えたって事ですかね?

ポール : そう、たまたま間違えたんだね! これを描いた人は、さっきも言ったように移動遊園地などで描いている人で、こういうもの(ポールがアルバム・ジャケットのロゴを指差して)、つまりこういう金銀の線を使った装飾文字は、移動遊園地のワルツァーの横とかに描かれているだろう。ライドはすべてこういう装飾に覆われているよね。だから多分“Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band”と言われた時に、“Sgt.”の“gt”の後に普通だったら自然に省略のピリオドを打つはずだけど、多分このように下に描いた方が構図的にいいと思ったんだろうね。それでもなぜセミコロンにしたのかはわからないよね。もしかしたら、単に点が二つだったのかもしれないけれどね。そしてなぜアポストロフィがないのか? 特に理由はないと思う。彼は依頼を受け、この美しいデザインを作ったというだけの事だ。

アルバムに付帯していたカットアウトは、誰のアイデアだったか覚えていますか?ヒゲと、メダルとストライプとバンドの立像の切り抜きですが。

ポール : 多分ピーターのアイデアだったと思う。彼にはサージェント・ペパーのバンドについての基本的なアイデアは伝えてあった。アルバム・ジャケットでは最初のアイデアにあった花時計が、花飾りに変更された。そして、この“芝居”の登場人物にはそれぞれにバックグラウンドがあるという設定だった。だからメンバーには、彼らが扮する人物がどういう人たちのファンなのか考えてもらいたいと伝えたんだ。そして皆、この宿題のような作業をしてくれた。

結果的にアルバム・ジャケットのコラージュには入らなかった人もいたのですか?

ポール : うん、いたよ! 何人かね。これは楽しい企画だったから、確か誰かがヒトラーをあげたと思うけれど、これは即刻却下した。“ダメ!”ってね。ジーザスもいたな。彼はヒーローとしても理解できるけれどね。でも人によっては気分を害する場合もあるので、却下した人もいる。ヒトラーなどは、ジョークであげたと思うけれど。彼を入れるわけにはいかないよね。ジーザスはジョークではないし、入れてもよかったんだけれど、キリスト教徒を怒らせたくはなかったから。

あなた自身は誰の名前をあげたか覚えていますか?

ポール : (アルバム・ジャケットを眺めながら)確か僕があげたのは、当時、本を読んでいたオルダス・ハクスリー、そしてH.G.ウェルズ、あとフレッド・アステア。それにディラン・トーマスも。フットボールの選手もいるよ、確かディキシー・ディーンだと思った。誰が誰だかは、すべて資料にあるはずだ。ローレルとハーディは僕たちのお気に入りだった。ウィリアム・モリス、マリリン・モンロー、テリー・サザーン。アルバム・ジャケットの下に写っているのが、当初の花時計のアイデアから変わったものだ。これをマリファナだと言う人もいたけれど、違うよ。ただの植物だ!でも、もちろん当時は皆、僕たちがやっていた事をなんでも関連付けていたからね。とにかくそういうことで、僕たちはお気に入りの人たちをリストアップした。ジョージはヨガナンダなどのグルの名前をあげていた。それとババジもここにいるね。皆でそれぞれ、歴史上の人物など、尊敬する人たちをあげたわけだ。この架空のバンドのメンバーに対してファン向けの雑誌が“君たちのお気に入りの人は?”と質問した時に答えるみたいに。すると彼らは“ああ、そういう人が好きなんですね”となる。僕たちにしてみれば“じゃあこいつはこういう性格なんだな。ジョージは神秘的な人が好きで、ポールは、文学的な人が好きなんだろうな”と、それぞれの人物の性格づけができたわけだ。これはバックグラウンドを作るための作業だった。僕たち皆が好きな人たちもいたよ。オスカー・ワイルドとか。マックス・ミラーは英国のコメディアンだ。そして、ビートルズの元ベーシストだった故スチュアート(サトクリフ)の姿もある。オーブリー・ビアズリーはアーティストだ。バワリー・ボーイズは、ちょうど僕たちが子供の頃にやっていたテレビ・シリーズのキャラクターだ。でもその内の一人は同意してくれなかった。その内の一人はギャラを要求してきた。僕たちは登場する人たち全員に手紙を書いて、“構わないですか?”と尋ねた。実は最初はそんな事をする予定はなかった。でもEMIのトップだったサー・ジョセフ・ロックウッドが僕の自宅まで来て文句を言ったんだ。彼は言ったよ「悪夢になるぞ。絶対に訴訟問題になる!」とね。僕は「いや、いや、皆、気に入ってくれるはずだよ!ビートルズのアルバム・ジャケットに載るんだからさ! 皆、笑って済ませてくれるよ!」と言ったけれど、「いや、全員に手紙を書け」と彼に言われた。それで言われた通りに皆に手紙を出した。“アルバム・ジャケットでこういうことをやりたくて、あなたの写真を使いたいのですが、構わないですか?是非、許可していただきたいのですが”と書いた。そして全員から許可を取り付けたんだけど、バワリー・ボーイズの一人だけは、ギャラをよこせと言ってきたんだ。僕たちは思ったよ“もう、十分に人は足りているから、別に載せなくていいよ!”ってね。

このことでアルバムの発売日が延期されたりしたのですか?

ポール : いや、そんなことはない。まだジャケット写真の撮影は行なわれていなかった。アイデアだけで...いや、待てよ。もしかしたらもう撮影はしていたかもしれない。その後で皆に手紙で許可をもらわなければならなかったんだった。

もし今同じことをやるとしたら、1967年当時とは違う人をアルバム・ジャケットに選びますか?

ポール : どうかな、多分ね。でもそれは時代が違うからだよ。

サージェント・ペパーで口髭を生やしているのは、バイクで事故ったからだとどこかで読んだ事があるのですが、本当ですか?

ポール : そうさ! リヴァプールで友人とモペットに乗っていてね。タラ・ブラウンというギネス一族の友人と二人で、それぞれ自分のモペットに乗って、僕のいとこのベティの家に行くところだったんだ。モペットというのは、小さな原付バイクだ。満月の夜で、僕が「わあ、すごい満月だ!」と言ったところで、バランスを崩した事に気付いて、あわてて振り返った途端に歩道にぶつかって転んで唇をぶつけちゃったんだよ! そして、いとこの家に着いて、口を手で覆いながら「やあ、ベット! 心配するには及ばないよ」と言った。彼女は“あら、なんて面白い事言うのかしら”と思ったんだけど、顔を見て“あらら!”となった。そこでベティは「じゃあ、あの人を呼ぶわ」と言って、地元の医者を呼んでくれた。でもさ、なんと彼はかなり酔っていたんだ。その医者が「これは縫わなきゃだめだな!」と言った時に僕は「え!」って思ったよ。だって確かクリスマスかお正月か、そういう時期で、彼はかなり出来上がっていたからね! 彼は針を取り出したけれど、糸も通せないんだ、全然だめでね。確かベティが“じゃあ、私がやる”とか言って針に糸を通してくれたと思ったな。僕は思ったよ、“もう、なるようになれ!”ってね。そして彼は麻酔も何もせずに、いきなり縫い始めた。バシッ!“痛い!”彼は針を刺して縫って、また反対側に通す。“痛い!”僕は立ったままで、最悪の状況だったけれど、“とにかくやってもらわなければしょうがない”という気持ちだったよ。そして彼が糸を引っ張ったら、そのまま糸が抜けちゃって、「あれ、またやり直しだ」だって。“なんてこった”って感じ。満足したかって? もちろんノーだ! ということで、その後、かなり大きな傷跡が残ったから、それを隠すために口髭を生やす事にしたんだ。まだ今でも跡が残っているんだよ。かなり深い切り傷で、歯も折れた! とにかくやってもらうしかなかったからね。とりあえずは縫ってもらった。素晴らしい仕事とは言えなかったけれどね。その後、傷が治るまでは、ヒゲを伸ばす事にした。しばらくは、人前に出ることもなかったから、次に皆が目にしたのが口髭を生やした僕の姿だったわけだ。バンドのメンバーも皆、気に入って、皆で口髭を生やした。お遊びでね。つまり、そういういきさつだったんだよ!

[ 後編は6月9日(金)に掲載予定 ]

The Beatles

Thanks! ユニバーサル ミュージック

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ポール・マッカートニー・アーカイヴ・シリーズ #2

ウイングス・グレイテスト・ヒッツ / ウイングス
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様(英国初回盤LPをミニチュア再現)、解説・歌詞・対訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、カラー・ヴィニール(ブルー)、解説・歌詞・対訳付、日本初回盤LP帯を可能な限り再現した巻き帯付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、ブラック・ヴィニール、解説・歌詞・対訳付、日本初回盤LP帯を可能な限り再現した巻き帯付
輸入盤 CD デジパック仕様
輸入盤 LP カラー・ヴィニール(ブルー)
輸入盤 LP ブラック・ヴィニール

スリリントン ~ ポール・マッカートニー「RAM」オーケストラ・ヴァージョン / パーシー”スリルズ”スリリントン
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様(英国初回盤LPをミニチュア再現)、解説・英文ライナー翻訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、カラー・ヴィニール(マーブルド)、解説・英文ライナー翻訳付、日本初回盤CD帯の意匠を再現した巻き帯付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、ブラック・ヴィニール、解説・英文ライナー翻訳付、日本初回盤CD帯の意匠を再現した巻き帯付
輸入盤 CD デジパック仕様
輸入盤 LP カラー・ヴィニール(マーブルド)
輸入盤 LP ブラック・ヴィニール

ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード ~ 裏庭の混沌と創造 / ポール・マッカートニー
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様(EU初回盤LPをミニチュア再現)、解説・歌詞・対訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、カラー・ヴィニール(ゴールド)、解説・歌詞・対訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、ブラック・ヴィニール、解説・歌詞・対訳付
輸入盤 CD デジパック仕様
輸入盤 LP カラー・ヴィニール(ゴールド)
輸入盤 LP ブラック・ヴィニール

NEW / ポール・マッカートニー
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様(EU初回盤LPをミニチュア再現)、英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、カラー・ヴィニール(ピンク)、英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、ブラック・ヴィニール、英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付
輸入盤 CD デジパック仕様
輸入盤 LP カラー・ヴィニール(ピンク)
輸入盤 LP ブラック・ヴィニール

上記4タイトル SHM-CD セット
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様 ユニバーサル・ミュージック・ストア
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様 ディスクユニオン
日本盤 SHM-CD 紙ジャケ仕様 タワーレコード<オンライン限定>

上記4タイトル LP セット
日本盤 LP 直輸入盤仕様、カラー・ヴィニール(4色)、解説・歌詞・対訳付、日本初回盤LP帯/日本初回盤CD帯の意匠を可能な限り再現した巻き帯付
日本盤 LP 直輸入盤仕様、ブラック・ヴィニール、解説・歌詞・対訳付、日本初回盤LP帯/日本初回盤CD帯の意匠を可能な限り再現した巻き帯付
輸入盤 LP カラー・ヴィニール(4色)
輸入盤 LP ブラック・ヴィニール

ポール・マッカートニー・アーカイヴ・シリーズ #2

ウイングス・グレイテスト・ヒッツ

スリリントン

ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード

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