| ジョン・レノンが返却した大英帝国勲章が40年ぶりに見つかる |
1969年にジョン・レノンが戦争反対を訴え英女王に返却した MBE 勲章(Members Of The British Empire)と手紙が王室の公文書保管室の中で40年ぶりに発見された。1965年、ジョン・レノンを含むビートルズのメンバー4人は音楽への貢献を称えられ大英帝国第5級勲位 MBE 勲章を授与されたがジョンは英国のビアフラ戦争への介入に抗議して4年後の1969年に勲章を返上している。勲章と手紙は英ロンドンのセント・ジェームズ宮殿に保管されていたが、このほど王室職員により再発見された。勲章と手紙は保管室の中で何年も手を触れられていない状態で発見されたとのこと。英 Telegraph 紙や Times 紙などによると、当時のベトナム戦争やナイジェリア内戦に介入する英国への批判が書かれた女王宛の手紙も一緒に保管されており、ジョンから女王に宛てた手紙には以下の文書が書かれていることが判った。
Your Majesty, I am returning my MBE as a protest against Britain's involvement in the Nigeria-Biafra thing, against our support of America in Vietnam and against 'Cold Turkey' slipping down the charts. With Love, John Lennon of Bag (女王陛下、英国のナイジェリア/ビアフラへの関与、ベトナム戦争における米国への支援、シングル「冷たい七面鳥」がチャートから転落しつつあることに抗議し、MBE 勲章を返却します。 愛を込めて、ジョン・レノン)
当時、ジョン・レノンは「僕たちが MBE をもらうのを反対した多くの人々は戦争での英雄行為により勲章を受け取っている。彼らは人を殺したことで授かった。僕らは人を殺さずに評価されたんだ。ある意味、僕にとって(MBE 勲章を)受け入れるのは偽善だった。でも、そうしておいてよかった。4年後、意思表示をするために使うことができたんだから」とコメントしている。現在、勲章の扱いについて妻オノ・ヨーコと協議が進められているようで、5日(英国時間)に英王室の広報担当者は「ジョン・レノンの勲章は大切に保管されています。博物館への展示を検討する前に所有者をはっきりさせておく必要がありました。オノ・ヨーコがジョン・レノンの相続人である以上、全ては彼女次第です」とコメントしている。又、ビートルズ研究家やファンは勲章と手紙を英リバプールにあるジョン・レノンが育った家(通称 Mendips)に展示したらどうかと提案しているもよう。叙勲当時、ジョンは勲章を叔母のミミに贈り、彼女は返却されるまでそれを大切に飾っていた。
Thanks! Telegraph , NME , Ako Suzuki, London and more
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